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“2021日本のうたごえ祭典inひろしま”運営委員長 寺本美和子よりのよびかけ

昨年4月に祭典の延期を決めてから、コロナ禍の不安な中で早1年の月日が流れました。
全国各地の皆様には、合唱団やサークルの活動が難しい中で、事業活動や祭典賛同募金へのご協力ありがとうございました。それがどんなに大変だったか、先日の全国総会での皆さんの発言からもよく分かりました。
また、この1年間に取り組んできたオンラインでの企画に、たくさんの方々が、リモートライブ演奏や録画演奏で参加してくださったり、YouTubeで視聴してくださったりしました。
直接お会いすることはできませんでしたが、全国の皆さんが、広島を応援してくださっていること、広島祭典に期待して下さっていることをひしひしと感じ、励まされてきました。本当にありがとうございました。

コロナ禍での模索・挑戦

コロナがどんなものか無知だったので、時間が経てばそのうちにワクチンができて感染も収まり、この12月には、以前のように大勢が集まって、手を取り合い、肩を組んで歌い交わす祭典ができるという夢をもっていました。でも残念ながらそんな簡単なものではありませんでした。
苦しい時だけど、何もやらなかったら何も残らない、祭典もできない、みんなでこの苦境を乗り越えよう、今できることをやっていこうと、この1年間やってきました。
休止していたレッスンが再開できるようになった昨年夏、今まで経験したことのなかったオンラインでの演奏で原水爆禁止世界大会の文化企画「ねがい」に挑戦。昨年11月に開いた祭典プレ企画「♪みんな元気か がんばろうフェスタ2020」は、全国の皆さんのご協力を得て、うたごえ史上初のオンライン音楽会として大成功。今年3月の「東日本大震災10年、うたごえをオンラインでつなぐ復興へのエール」は、被災された宮城、福島を含む全国5か所を結んでライブでやりとりをしながらうたう会を開きました。今現在は、祭典プレ企画として国鉄広島ナッパーズの演奏会を、広島のうたごえ協議会を挙げて取り組んでいます。YouTube限定配信に取り組み、財政的にも成功させることが、コロナ禍で開く祭典につながるものと位置付けて取り組んでいます。
このように少しずつ段階を踏んで可能性を広げてきました。参加を呼びかけられたサークルの多くは、コロナ禍で活動を自粛したり休止したりせざるを得ない状況でした。しかし、それぞれの企画の演奏に参加することを明確な目標や希望にして、次々と立ち上がりました。12月の日本のうたごえ祭典に向けて、その都度、スクラムを組みなおす場にもなりました。

「コロナ禍での祭典」へ

こうして、私達はいつどうなるか分からない「コロナ禍終息後の祭典」ではなく、次第に、「コロナ禍であってもできる祭典」「コロナ禍だからこその祭典」というふうに考え方が切り替わっていきました。
大勢集まって生の音楽を交流することは何よりですが、コロナ禍のもとであっても、未だ見ぬさらに多くの人々と繋がり歌い交わし、この運動を発展させるために、今やれることをその都度考え、挑戦してきた結果、オンラインの使用に活路を見出すことになりました。
また、この度、残念ではありますが、リスクの大きいグリーンアリーナでの大音楽会を断念して会場変更し、内容はほぼそのままに、アステールプラザでの2公演という大きな選択をすることにしました。

全国の連帯で成功へ

今年12月の祭典は、核兵器禁止条約発効を歓びあい、核兵器廃絶というひかりにむかって新たなステージに向けての決意と、コロナ禍のもとで改めて実感した生命の尊さを音楽に込めて発信するものにしたいと思います。コロナ感染拡大の状況によっては、この先まだまだ山あり谷ありの展開が予想されますが、地元広島では、祭典開催をあきらめず、準備を進めていく覚悟です。全国の皆さんがこれまでに積みあげてきた経験や知恵や繋がりを教えていただきながら、今できる最良の方法で、新しい祭典の形を作り上げていきたいと思っています。全国の皆様にその強力な後押しをお願いします。まずは、引き続き、賛同募金を集めていただきますようお願いします。また、広島から発信する情報を受け止め、応えていただきますようお願いします。
全国の連帯で、コロナ禍の中で新しいうたごえの道を切り拓く平和の祭典を成功させましょう!

2021年4月


“2021日本のうたごえ祭典inひろしま”第1回全国実行委員会が開催されました。

日本のうたごえ全国協議会 田中嘉治会長の挨拶

いよいよ一年延期になりました広島での祭典がこの12月に行われます。
昨年は節目のいい年でありまして、被爆75年という年であったわけですが、今年は、しかし何と言っても核兵器禁止条約という人類がかつて体験、経験のしたことのない偉業を成し遂げた発効年です。

そういう意味で今年のうたごえ新聞の新春号に登場されたサーロー節子さんは、広島や長崎で亡くなられた何十万の霊に、「やっとここまでこぎつけました」と心の中で報告をして、あなた達の死が無駄にされないように、私たちを一生をかけて働く、そういうことを強調した記事でした。

日本では核兵器禁止条約を求める世論が高まっています。
全国で1788の地方議会のうち、4月6日現在556の議会が核兵器禁止条約に参加すべきと採択をしております。
広島県では70%を超えた市町村の議会が採択しております。

そういう意味で平和都市広島で平和の灯をずっと1年間活動の中で灯し続け、そしてこの広島でも、コロナの感染状況にもよりますけど、そのことを一旦おいて置き、何としてもこの広島の成功を全国の人と共に成功を勝ち取って行きたいと思います。
核兵器禁止条約を批准させるような政府を作ってゆくという声も署名などで皆さんにお願いしてますが、そういうこともわたしたちはうたごえに託して、音楽で地球の平和を守って行きたいと思っています。
この祭典が一つの大きなバネになりますように。
その向かう力と、更に成功させた暁での、その次へのバネとしてこの祭典を捉えて共に頑張って行きたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いします。


ごあいさつとおねがい

賛同募金にご協力をお願いします

全国の皆さま、お元気でお過ごしですか?
昨年は、広島へのご支援・ご協力、ありがとうございました。コロナ感染が広がり、全国各地の合唱団やサークルの活動が難しい中で、事業活動に多大なご協力をいただきました。
また、11月の「♪みんな元気か がんばろうフェスタ2020」には、たくさんの方々が、リモートライブ演奏や録画演奏で参加してくださったり、YouTubeで視聴してくださったりしました。その時にも訴えた日うた祭典賛同募金のお願いに応えていただき、目標を超過達成して振り込んでくださったところもありました。
こうして、昨年春からここまで、直接お会いすることはできませんでしたが、全国の皆さまが、広島を応援してくださっていること、広島祭典に期待して下さっていることをひしひしと感じていました。
皆さまのご支援が、不安になる私たちを励まし勇気を与えて下さいました。

さて、私たちは、“2021日本のうたごえ祭典inひろしま”を、今年の12月に開催する準備を進めております。
昨年の「がんばろうフェスタ」は、コロナ禍のもとで、今できる形を模索し、全国の皆さまのご協力を得て、うたごえ史上初のオンライン開催に挑戦し成功させることができました。コロナ禍のもとで、この運動を発展させ、未だ見ぬさらに多くの人々と繋がり歌い交わすためにも、オンラインの方法を取り入れた取り組みの準備も必要と考えています。全国でこれまでに積み上げてきた経験や繋がりをもとに、今年広島で新しい祭典のあり方に挑戦したいと思います。

そのために、改めて、祭典賛同募金へのご協力をお願いします。全国的に合唱団やサークルが集まれず活動が困難な中、再三のお願いは大変心苦しいのですが、財政は祭典成功の鍵となります。
既に、事務所維持費も長期にわたって必要となっています。
オンラインを取り入れた「がんばろうフェスタ」にも想像していた以上の費用が掛かりました。
公的な支援制度を活用し、地元を中心に集めた参加協力金で補えなかった費用は、皆さまからいただいた祭典賛同募金から支出しています。
今年の祭典で、さらに技術的な精度を上げ、大掛かりなものにしていくためには、多額の経費が掛かります。本当にお金が必要なのはこれからなのです。
コロナ禍での祭典開催という難行にもう1年挑戦する私達が安心して取り組めるよう、財政的なご支援を何卒よろしくお願いいたします。

2021年2月


● 一般賛同募金 1口 1,000円
● 特別賛同募金 1口10,000円

*祭典プログラムにお名前を掲載します。特別賛同募金は大音楽会の招待券を1口につき1枚贈呈します。
*各都道府県協議会でまとめていただき、実行委員会へご送金ください。
*お名前は、e-mail 又はFAXでお送り下さい

事務局連絡先 2020日本のうたごえ祭典inひろしま実行委員会
   事務局 〒730-0853 広島市中区堺町1-2-9-101 広島のうたごえ協議会内
       Tel&Fax 082-295-5065 e-mail hiroutakyo@yahoo.co.jp
                     (お問合せフォームが開きます)

送金先 ゆうちょ銀行 振替口座番号 01310-9-110797
口座名称 2020日本のうたごえ祭典inひろしま実

他金融機関からご利用の場合 
ゆうちょ銀行 一三九店 当座 0110797 2020日本のうたごえ祭典inひろしま実

文書ダウンロード ご依頼文書 PDFWord
応募用紙  PDFWord

祭典チラシ


(2021/4/29発行)


祭典イメージソング

ひかりにむかって
詩・曲:植木俊郎 補詩・補曲:広島合唱団

広島でうたおう 一緒にうたおう
子ども大人も 平和の歌を
被爆七十五年の 広島の町を
愛と平和のうたごえで あふれさせよう
夢やねがいを 高くかかげて
声かけあって進もう ひかりにむかって

ヒロシマをうたおう みんなでうたおう
広がれ世界に 平和のハーモニー
核兵器のない地球は みんなのねがい
心合わせてうたおう とどけよう歌を
夢やねがいを 高くかかげて
手をとりあって進もう ひかりにむかって

夢やねがいを 高くかかげて
肩を組んで進もう ひかりにむかって


楽譜ダウンロード PDF


2020/2/9 全国総会の場で発表・演奏しました。

呼びかけ人

池辺晋一郎/作曲家
田中嘉治
/日本のうたごえ全国協議会議長
湯川れい子
/音楽評論家・作詞家
米山淳子
/新日本婦人の会会長
アーサー・ビナード
/詩人・絵本作家
青山邦恵
/声楽家
井上一成
/もみじ福祉会理事長
石川幸枝
/全国保育団体連絡会副会長
石口俊一
/弁護士
岩井里子
/劇団月曜会代表
内田陽一郎
/エリザベート音楽大学名誉教授・声楽家
惠木 尚
/生協ひろしま理事長
大内理枝
/広島県自治体労働組合総連合議長
大亀信行
/高校生平和ゼミナール
沖田孝司
/ヴィオラ奏者
大畑 明
/ひろしま音楽鑑賞協会
金子秀典
/広島県平和委員会代表理事
神川孝紀
/ヒッポファミリークラブ西日本代表
上久保昭二
/広島YMCA元総主事
亀岡恭二
/広島県文化団体連絡協議会
河辺尊文
/広島県労働者学習協議会会長
神部 泰
/広島県労働組合総連合議長
黄 惠正
/広島韓国学院院長
吉川徹忍
/広島宗教者平和協議会事務局長
金 宣杓
/駐広島大韓民国総領事館総領事
小蔦寛二
/ピアニスト
齊城英樹
/広島センチュリー管弦楽団
                音楽監督・常任指揮者

佐久間邦彦
/広島県被爆者団体協議会理事長
佐々木猛也
/弁護士
佐々木敏哉
/広島民主医療機関連合会会長
川后和幸
/ヒロシマ革新懇事務局長
全広島教職員組合
高橋信雄
/原水爆禁止広島県協議会代表委員
田村和之
/広島大学名誉教授
塚田 博
/広島県高齢期運動連絡会
利元克己
/全日本年金者組合広島県本部執行委員長
友川千寿美
/シネマキャラバンV.A.G.副代表
鳥越満昭
/広島民主商工会会長
中西 繁
/洋画家
那須正幹
/児童文学者
難波健治
/日本ジャーナリスト会議広島支部代表
廣島敦隆
/弁護士
広島県母親連絡会
藤原秀文
/広島中央保健生協理事長
益田 遥
/声楽家・合唱指揮者
松本憲治
/作曲家・指揮者
森真理子
/新日本婦人の会広島県本部会長
矢川光則
/矢川ピアノ工房
山田慶昭
/弁護士
山田延廣
/弁護士
吉岡芳樹
/新日本スポーツ連盟広島県連盟
頼 祺一
/原爆遺跡保存運動懇談会

祭典実行委員会

TEL:082-295-5065
〒730-0853
広島市中区堺町1-2-9-101
hiroutakyo@yahoo.co.jp
(お問合せフォームが開きます)


共催

広島県文化団体連絡会議
広島のうたごえ協議会

後援

広島県教育委員会
広島市・広島市教育委員会
公益財団法人 広島市文化財団
広島県合唱連盟
中国放送
中国新聞社
NHK広島放送局
広島ホームテレビ
テレビ新広島
広島テレビ