ごあいさつ
日本のうたごえ運動は、関鑑子先生の提唱によって1948年に始まりました。戦争によってくらしを破壊され命を奪われた当時の社会の中で「平和で健康なうたを全国民に普及する」という壮大な理想をかかげ20代の青年がそれこそ必死の思いでうたをつくり、うたい、ひろめる活動を全国に展開しました。
それから67年たった今日、うたごえ運動は燎原の火のように日本中に広がり発展してきました。本年11月に開催される日本のうたごえ祭典は初めて四国で開催されます。今回のえひめ祭典は、「いのち輝く未来へ平和と希望をうたおう」をテーマとして愛媛県民文化会館をメイン会場に開催、池辺晋一郎さんや浅井敬壹先生はじめ多くの先生方のご協力、秋川雅史さんや市村公子さん岡村知由紀さん等四国の音楽家が出演されます。
この祭典のもう一つの特徴は未来をになう青年の生き生きとしたうたごえです。いまこそ青年の出番、青年たちが輝いてこそ次代は開けると考えこの祭典の中でも随所に青年が躍動する場面があります。
楽しくて、元気がでて、感動あふれる日本のうたごえ祭典inえひめを創っていきたいと実行委員会一同願っていますので多くの方々のご参加をお待ちしています。
日本のうたごえ祭典 in えひめ
運営委員長 林 一幸
祭典の基調
うたごえ運動は「うたごえは平和の力」を掲げ、国民の願いや闘いに沿って
67年の歴史を刻んできました。このうたごえ運動始まって以来、初の四国での
うたごえ祭典を愛媛で開催することになりました。
このうたごえ祭典を通して運動の飛躍を勝ち取る絶好の機会と捉え、
「四国はひとつ」「ようこそ松山へ」を合言葉に「いのち輝く平和をうたう
祭典」として取り組みます。
テーマ
いのち輝く未来へ 平和と希望をうたおう
コンセプト
①国の隅々から平和を希求するうたごえを
②すべての命を輝かせるうたごえを
③希望あふれる明日のうたごえを
④青年のうたごえよ湧き起これ