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 20歳の時、僕は長い療養生活を送っていました。流動食と夜の痛みに闘いながらもがく毎日。そんな時、ラジオから美しいメロディーが流れてきました。『ブラザー・サン・シスター・ムーン』という曲でした。頭のてっぺんから足先までふるえがきて、いてもたってもいられないショックを受けたのです。
 僕はこの曲で救われました。今度は僕が、病気で苦しんでいる人やお年寄りで元気のない人の所へ行って励ますことができないか。音楽会やコンサートに出かけられない人にこそ、音楽が必要だと思いました。
 秋田のある病院で小さなコンサートを開いてもらった時です。「コンサートに出られなかった寝たきりのおばあちゃんに歌ってあげて」と言われ、病室で1曲歌うことになりました。ギターを持っていなかったので、無伴奏で『四季のうた』を歌い始めました。
 すると、一番が歌い終わらないうちに泣き出してしまったのです。シワシワの顔から涙がスーッと流れ落ち、それをぬぐいもせずに聴いていてくれました。秋田合唱団のメンバーも胸がつまって歌えなくなり、音程もフラフラしながらやっと歌いきったのです。たった1曲の歌でこれほど喜んでもらえるものか、僕にとっては大きな励ましになりました。
 その後も、秋田で地震があると電話して大丈夫だったか聞いたり、老人保険法が改悪されてお金がかさみ強制退院させられていないかなと、遠くにいても思うのです。
 僕の作曲した『日本国憲法〈前文〉』は、こうした一人一人が人間らしく生きていける世の中を作るため捧げた、小さな一つだと思っています。(きたがわてつ)
※うたごえ新聞84年4月30日号より


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